
本日、6月12日の為替相場について軽く見ていく。ここ数日間はひたすらロンドンで開催された米中協議の期待からリスクオンとなりひたすら円安株高であった。メキシコペソは5日間連続陽線となり昨日はペソがかなり強い局面であった。ショートをひたすら握っていた俺の心境としては地獄の5日間であった。何度か損切りもしようとも思ったが、ドル円レート145円以降は売りと見ていたため、なんとか握り続けた。



トランプ発言「2週間以内に一方的に関税率を設定する」「貿易交渉の期限延長の用意はあるが必要とは考えていない」で本日はかなりのリスクオフの動き。最近はこの繰り返しで一方向に動いていかないため、かなりトレードは難しいと思う。XやYoutubeで見ていても同じような声が多い。新興国通貨としては、南アランドやトルコリラはペソよりも下落。



ちなみにこのブログはメキシコペソに特化はしているが、結局のところドルや他通貨の関連性がメキシコペソを判断する上でとても大事なため、一見ペソに関連していないことも解説している。



本日の重要な指標としては21:30のPPI。CPIが悪かったことからPPIも悪化予想であり、ドル円が下がればメキシコペソ円も下落していくと想定しているが、果たしてどうなるか。皆、忘れかけているがトランプが4月に発表した上乗せ関税の一時停止の期限が7/9だ。トランプ発言が指標のように動いてくる可能性が高いので、トランプ発言には要チェックだ。